2009年4月から2023年9月までお世話になった富士吉田市立図書館。
ここでは、図書館員として様々なことを学び経験させてもらいました。
富士吉田市立図書館は、2011年4月に富士吉田市民会館との複合施設として新館OPENし、多くの利用者さんに恵まれてきました。そんな中でも、図書館に興味のない人にとっては、まったく関係のない場所で、同じ建物である市民会館は知っていても、図書館は知らないという人もいるほどでした。
何かを変えなくては…と、誰もが楽しめる図書館を目指すため新しい図書館づくりが始まったのが2019年頃。
2020年には「らしくない図書館をまじめに目指しています」をキャッチコピーに掲げ、スタッフ一同も楽しみながら、コロナ禍にも負けず「らしくない図書館」を発信していきました。
図書館内で出来る、でも図書館という概念にとらわれないイベントを…と、館内にテントを張って宿泊したり、館内でヨガをしたり、ライブをしたり、時には“かけっこ”まで開催しました。
コロナ禍による制限のため開館できない時でも、自宅で楽しめるようにと動画の配信を行い、いつでもどんな時でも、図書館が楽しい場所になるようにと、様々なことに挑戦していきました。
もちろん、挑戦したというだけでなく、利用実績を伸ばすことにも成功したのです。
そんなイベントなどの細かい事例については、またの機会にお話しできたらいいなと思っています。
富士吉田市立図書館の例は、ほんの一例にしか過ぎず、図書館にはきっとまだまだいろんな可能性があると思います。今後も、様々な図書館に注目し、発信していきたいと思います。
