Library Planner
Sugiyama Sawa

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始まりの季節

4月1日。

新年度が始まりました。多くの図書館では、月曜日が休館のため2日から新年度が始まるというところも多いかと思います。

年度末の人事異動で、館長が変わった図書館。

新人さんが入ってきた図書館。

いつもの顔ぶれの図書館。

様々な図書館があると思います。

初めて図書館で働くという方もいるかもしれません。そんな方に少しでもヒントになれば…と思い、私は、新人さんが入ってきた時や後輩に、必ず伝えていたことを書こうと思います。

「何か1つでいいから、ここのスタッフの誰にも負けていないと自信が持てるものをいつか見つけてね」

これは、図書館の仕事だけに限った話ではないのですが、自分に自信が持てるというのは大きな力になると思っています。

図書館の仕事で言えば…

・誰より不明本を探すのが上手い

・接客の笑顔が得意

・返却本を返すのが早い

など、なんでもいいのです。ちなみに私が絶対的に誰より自信があったのが「事務所内、物の所在を1番把握している」でした。こんな些細なことでもいいのです。自分に自信が持てることが、誰かから頼られることに繋がり、やがて人からも認められるようになっていきます。それが、ほんの1つでも、あるのとないのとでは全然違うと思っています。ぜひ、自分が誰にも負けないことを1つ見つけてみてください。

…と、ちょっと図書館から離れた話になってしましました。

新年度、皆さんの図書館は何か新しいことが始まる予感はありますか?新しいことを始めるというのは、なかなかその1歩を踏み出すのが難しいと思います。でも、その1歩さえ踏み出してしまえば、意外ととんとん拍子に進んだりします。ぜひ、この1年、何か1つでも新しいことに挑戦してみてください。

現状を維持する大切さと大変さの中、踏み出したその1歩は、成功しても失敗しても、意味のあるものになるはずです。

その1歩を踏み出すのがどうしても難しかったら、どんどんいろんな人や、いろんなとこに頼ってみてください。

新しい風が吹くと思いますよ!

2024年度、皆さんの図書館がより良く、そしてもっと「オモシロク」なりますように…。

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